会派研修内容 その3

会派研修3日目、沖縄県座間味村へ行ってまいりました。那覇市泊港から村営高速船で約50分、本島から西に40km、慶良間諸島の西半分からなる離島村です。

画像
天気は降ったり止んだり。村営の高速艇で渡ります。

沖に出ると、この船、かなり揺れます。特に波の上から降下する際の、あの背中が寒くなる感じ、がなんとも


画像
私たちが乗ってきた船、今度は島の子どもさんを本島に運びます。さよなら、さよならの声が響きます。

画像
約束の時間まで島内を回り、運転手さんにいろいろお話を伺いました。

画像
漁具やペットボトル、薬品の入ったポリタンクなど、韓国、中国からのゴミが相当漂着するとのこと。これらのゴミは、村内の焼却施設で処理?と伺ったところ・・・。


画像
これが清掃センターですが、なんと欠陥があり稼働してませんすべてのゴミは、船舶で沖縄本島まで運搬し、処理するんだそうですΣ(゚д゚lll)


画像
日が差してきました。海の色が全然違ってきます。ミシュラン2つ星の浜だそうです。

画像
昼食の後、村役場へ向かいます

画像
研修が始まりました

画像
大変お若い村長さま直々のご説明、ありがとうございました。



座間味村は、3つの有人島といくつかの無人島からなる離島村です。宮古島と違い、火山によって隆起したと思われる地形は急峻で、広い平野は見えませんでした。面積は16.74平方キロ。人口は916人。
就業人口は582人、第3次産業従事者92.4%。ほとんどが観光産業に従事しています。専業の漁師はたった4人。生産(ものづくり)は、ほとんど行われていない島です。
役場の職員は50人くらいで半分は連絡船、フェリー関係。残りの職員は、消防団員(消防車2台、救急車1台)も兼ねています。島の治安維持には、駐在が1人。所持火力は拳銃1丁(と思われ)、さすがにハイシーズンは、土日、本島から警官2名が応援にくるとのことです。
医療は、県立病院の診療所が1箇所。医師と看護師各1名、県が派遣しています。重篤患者の場合、日昼はドクターヘリ、夜間は陸自のヘリに依頼するんだそうです。

島の主要産業である観光ですが、平成15年の年間96,294人をピークに減少、平成22年度は73,599人。更に燃料価格の上昇から村営フェリーの運営も赤字に転落、財政状況は悪化しています。
ということで、座間味村では法定外目的税「美ら島税」を導入しようとしています。これは、旅客船等で入域する観光客1人1回100円徴収しようとするものです。離島までダイビングに来る観光客ですから環境保全に対する意識も高く徴収しやすい、とのこと。

離島の大きな問題である上水ですが、座間味島には、ダムがあり、浄水場もあります。ただ、ダムの規模は十分とは言えず、水不足が慢性化、特に観光客が多い時期には厳しい状況だそうです。解決のため、海水の淡水化プラントを建設中でした。

あまり細かくは逆に聞けなかったゴミ処理問題。多分、選挙で若い村長に変わった、その原因であろう清掃センター。稼働したのは数週間で、すぐに故障。年間の維持に1億円では、年間22.7億円の予算規模の村にとって、これは大変な問題だったこと想像できます。建設時の国庫補助率はおそらく50%?これも返納しなければなりません、場合によってはごみ処理問題で、財政再建団体になりかねない。財政再建のための市町村合併も離島間では地理的に難しいとのこと。


画像
村長さんと一緒に写真撮りました



この日は、座間味島に宿泊しました。静かでしたね。夕飯のあと島に2台しかない「カラオケ」のある居酒屋さんに行きました。ちなみに、信号機は1セット、港の入口にあります。子どもたちに「信号機」を知ってもらうためだとか。
座間味村には、高校がないため、中学校卒業すると沖縄本島に行かなければなりません。子供さんだけで生活させることに不安のある家庭では、母親が下の子どもさんも連れて、本島に行ってしまう、お父さんは「逆単身赴任」。経費もかかり大変なんだとか。

翌朝、連絡船で沖縄本島に戻り、首里城を見学した後、帰路に着きました。飛行機、修学旅行生でいっぱいでしたね。ということで、今回の研修内容は以上です。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック